
はじめに|副業を考えると、必ず出てくる「スクール」という選択肢
副業を調べ始めると、
多くの人が一度はこう考えます。
「独学より、スクールやコンサルに入った方が早いのでは?」
確かに、
・ノウハウが体系化されている
・質問できる人がいる
・最短ルートを示してくれる
そう聞くと、
時間をお金で買う選択として合理的に思えます。
ただ、現実はそう単純ではありません。
- 受講料は30〜50万円以上が当たり前
- 「月賦でOK」と言われ、判断が鈍る
- 入会後に「話が違う」と感じる
- 返金はほぼ期待できない
この記事では、
実際に副業スクールに入った人の感想をもとに、
- 本当に稼げたのか
- どこにズレがあったのか
- 迷っている人は、何を覚悟すべきか
を整理します。
結論から言えば、
スクールは「魔法」ではありません。
なぜ人は、副業スクールに惹かれるのか
多くの人がスクールを検討する背景には、
共通する心理があります。
- なるべく早く結果を出したい
- 失敗を避けたい
- 一人で迷いたくない
- 正解を教えてほしい
これは決して悪い考えではありません。
問題は、
「スクールに入れば稼げる」と無意識に期待してしまうことです。
説明会や個別相談では、
成功事例・実績・再現性が強調されます。
そしてこう言われます。
「正直、独学だと遠回りです」
「自己流で失敗する人がほとんど」
「月〇万円なら現実的です」
ここで一度、冷静になる必要があります。
「失敗した人の割合〇%」という曖昧な言葉
説明の中でよく聞くのが、
「失敗する人は〇%くらいです」
という表現。
しかし、
その定義は非常に曖昧です。
- 何をもって「失敗」なのか
- どの期間で判断しているのか
- 作業量や理解度は考慮されているのか
ほとんどの場合、
明確なデータは示されません。
そして、
入会後に気づく人が多いのです。
「失敗した人の中に、自分も含まれているかもしれない」
と。
実際にスクールに入った人の声①|稼げたが、思っていた形ではなかった
43歳・男性|会社員|物販スクール受講
- 受講料:約40万円
- 期間:6か月
正直な感想
「言われた通りにやれば、確かに売上は出た。
でも、想像していた“楽に稼ぐ”とは全く違った」
ズレを感じた点
・作業量が想定の2倍以上
・講師のやり方が絶対で、疑問を挟みにくい
・精神的にかなり疲れた
結論
「お金は回収できたが、
同じスクールをもう一度選ぶかは微妙」
実際にスクールに入った人の声②|真面目にやったが、稼げなかった
38歳・女性|事務職|SNS副業スクール
- 受講料:約35万円
- 期間:4か月
感想
「説明会では“初心者OK”と言われたが、
実際は前提スキルが高かった」
辛かった点
・質問しても抽象的な回答
・講師の価値観が強く、合わなかった
・途中から精神的に苦痛
結果
「収益はほぼゼロ。
お金も時間も戻らなかった」
今の気持ち
「期待しすぎた自分にも責任はあると思っている」
よくある「入会前と入会後のギャップ」
多くの受講者が感じるのは、次の点です。
① 説明していた人が、入会後は出てこない
営業担当と講師が完全に別、というケースは珍しくありません。
② 個別サポートと思ったら、実質はテンプレ対応
「質問OK」と言われても、
実際は画一的な返答が多い。
③ 講師のスタイルが合わないと、逃げ場がない
講師の考え=正解、という空気に疲れる人もいます。
それでも「スクールが全て悪い」とは言えない理由
一方で、
スクールをきっかけに前に進めた人もいます。
46歳・男性|自営業|Web系スクール
「稼げた金額は月5万円程度。
でも、“何をやればダメか”が分かったのは大きかった」
スクールの価値は、
必ずしも金額だけでは測れません。
- 独学では気づけなかった視点
- 自分の向き不向き
- 副業への過度な期待の修正
こうしたものを得て、
次のステップへ進んだ人もいます。
スクールに入るなら、最低限知っておいてほしいこと
① 期待しすぎない
「入れば稼げる」は存在しません。
② 入る目的を1つに絞る
スキル習得か、考え方の整理か。
全部は無理習得する意気込みは素晴らしいが、現実的は難しい。
③ 講師と合わない可能性は常にある
相性は仕方ない。リスクを避けたいないなら規模の大きい方が良い。個人経営や小さいところは変更の余地がない。
④ 返金はほぼない前提で考える
戻らないお金と捉えた方が精神的に良い。返金制度のあるところもある。ただ、当然条件がありその条件をよく理解しておく必要はある。あとからそんなのは無理だと思える事もあるある。
迷っている人への正直なアドバイス
副業スクールは、
- お金に余裕があり
- 失敗しても学びと割り切れ
- 主体的に動ける人
には、選択肢として「アリ」です。
逆に、
- 生活が苦しくて一発逆転を狙っている
- 指示待ちで結果を期待している
- 精神的に追い詰められている
こうした状態なら、
今は入らない方が良いと断言できます。
まとめ|スクールは「近道」ではなく「分岐点」
副業スクールは、
成功を保証する場所ではありません。
むしろ、
- 自分に合うか
- 続けられるか
- 期待を修正できるか
を突きつけられる場所です。
どうせ入るなら、
「お金を払えば何とかなる」
ではなく、
「これでダメなら別の道を考える」
そのくらいの距離感で向き合ってください。
スクールに入るかどうかよりも、
入った後に、何を学び取るか。
それが、結果を大きく分けます。
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