
副業として転売せどりをコツコツと単独で行っている方は多いです。
購入者から持論での返品クレームや誹謗中傷なコメントが届くと不愉快になります。中には転売せどりへの取り組む心が折れてしまう方もいます。
それは勿体ない話です。
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一部の勘違いした購入者によって、折角頑張っている副業を台無しにすることはないです。
とは言え、不快なのは嫌ですよね。
そんな時にどう考え、捉えれば良いのか?
また、購入者は自身で誹謗中傷コメントをしていないしていないつもりでしょうが、そんな事はありません。誹謗中傷とは。
✅ 気持ちを軽くするための“見方の切り替え”
心の消耗を減らすために有効な「考え方の整理法」です。
①「説明しても無駄な相手は、そもそも“お客さん”ではない」
- 彼らは “モノを買いたい”のではなく、“自分の納得”を買いたい人 です。
- どれだけ誠実に対応しても、「自分が思ったのと違う=騙された」と解釈する人には、説明しても通じません。
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💬 →「これは販売ではなく、消耗戦に巻き込まれただけ」と割り切って“降りる”のが一番の勝ちです。
②「話せばわかる人」と「話してもわからない人」は違う種族だと捉える
- 対話が成り立つ人:リテラシーがあり、価値観の差を理解できる
- 対話が成り立たない人:感情が正義で、自分の思い込みが現実だと信じている
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💬 → これは「性格」ではなく「段階の違い」と理解する
大人と子ども、あるいはAIと人間が会話しているようなものだと割り切ると、感情を乗せずに済みます。
③「返品されても、それは“時間と心を守るための対価”」
- 買った人が納得していようがいまいが、返品されて終わるなら、それまでの“説明の努力”自体が無意味になることも多い。
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💬 → 理不尽な相手とのやりとりは、“早く終わらせること”が最大の利益です。
あなたの目的は「販売」であり、「説得勝負」ではありません。
④「悪い評価は、未来の良い取引の“ノイズ除去”と考える」
- どんなに丁寧にやっても、悪い評価を入れる人はゼロにはできません。
- しかし、1,000件中の1〜2件の低評価は、未来の本当のファンや購入者には “問題ない範囲” です。
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💬 → あなたのフィルターに悪質な相手が引っかかってくれた、と捉えましょう。今後その人ともう取引をしなくて済むのです。
✅ メンタルを守る“ひとことマインド”集
| 言葉 | 意図 |
|---|---|
| 「相手の問題を、私の責任にしない」 | 相手の認識や不満は、出品者の努力では解決できないこともある |
| 「理不尽は、売上のノイズでしかない」 | 消耗よりも回転と利益を優先する |
| 「私は全力でやった。それでも伝わらないのは相手の段階」 | 出品者としての責任は果たしたと自信を持つ |
| 「理解されないことに悩むより、時間を空けて他の人に集中しよう」 | 無理に理解されようとしない、次の良い取引へ |
以下に、「悪い評価がついてしまったあとでも、出品者としての誠実さ・信頼性を伝えるプロフィール文」を3パターンご提案します。
✅ パターン①:誠実さをアピールする定番型(丁寧・安心感)
はじめまして、ご覧いただきありがとうございます。
迅速・丁寧な対応を心がけており、おかげさまで多くの方にスムーズなお取引をいただいております。中古品を多く扱っておりますため、状態の感じ方には個人差があることを前提にご購入をお願いいたします。
万が一ご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。評価の中には、一部お互いの認識違いによるものも含まれておりますが、誠実な対応を心がけておりますので、安心してお取引いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
✅ パターン②:経験豊富で信頼重視のベテラン風(落ち着いた信頼感)
ご覧いただきありがとうございます。
メルカリでは多数のお取引を経験しており、迅速・丁寧な対応を常に心がけております。中古品の特性上、感じ方や価値観の違いによる評価をいただくことも稀にありますが、真摯に対応してまいりました。
商品について気になる点があれば、事前にコメントいただければできる限りお応えいたします。
誠実な対応を大切にしておりますので、どうぞ安心してご利用ください。
✅ パターン③:悪評価を正直に認めたうえで、信頼へとつなげる共感型(人間味・信頼)
ご覧いただきありがとうございます。
丁寧なお取引を心がけておりますが、お取引の中ではごく稀に、お互いの認識違いや表現の解釈の差から評価にズレが出てしまうこともございます。いただいたご意見は真摯に受け止め、今後の出品・説明改善に活かしてまいります。
できる限り安心してご購入いただけるよう、質問・不安点には事前にしっかりお応えいたします。
誠実な取引を大切にしておりますので、ぜひ安心してご検討ください。
✍ プロフィールポイント
| プロフィールに盛り込むべき要素 | 意図 |
|---|---|
| 評価のズレは“中古品の特性上”と説明 | 悪評価の印象をやわらげる |
| 「迅速・丁寧」「真摯に対応」と強調 | 購入者の不安を軽減 |
| 質問歓迎と書く | トラブル防止と安心感 |
| 数字で実績を書く(例:取引数300以上) | 信頼性の裏付けに有効(※実際の数があれば) |
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誹謗中傷はしていないと購入者が主張しても、その文面が客観的に読んでそう捉えられれば誹謗中傷に値するものか?
結論から言うと、文面の内容・伝え方・受け取り手の感じ方のいずれかに問題があれば「誹謗中傷」と見なされる可能性はあります。
以下に、法律上・メルカリの規約上・実務上の観点で整理しましょう。
✅【1】法律的観点:「誹謗中傷」の成立要件
法律上の「誹謗中傷(名誉毀損や侮辱罪)」には、以下の要件が考慮されます:
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 客観的な事実に基づいているか | 嘘や誇張で相手の信用を傷つけていればアウト |
| 社会的評価を下げる表現か | 「騙された」「消費者を馬鹿にしてる」などは評価を下げる表現 |
| 公共性・公益性があるか | フリマ内で一方的に言うだけでは公益性なし |
| 受け手の受け止め方 | 重要。相手が“傷ついた”と感じれば侮辱に該当することも |
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✅ 「誹謗中傷してない」という購入者側の主張よりも、客観的な第三者が見て不快・攻撃的・威圧的と取れる表現なら、誹謗中傷に該当し得るものです。
✅【2】メルカリの規約上の基準
メルカリ利用規約・ガイドラインでも、以下は禁止と明記されています。
📌 禁止されている行為(抜粋)
- 他のユーザーへの誹謗中傷、嫌がらせ
- 威圧的・攻撃的・不快感を与える表現
- メッセージ機能を用いた不適切な言動
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✅ 「騙すな」「消費者をバカにしてる」「商品を送りつけようか」等々・・・
→ これは威圧的・中傷的と十分に解釈され得る表現で、メルカリ事務局に報告すれば削除・警告対象となりえる可能性は高いと思われます。
✅【3】実務・人間関係の観点:「受け取り手がどう感じるか」は非常に重要
- 現代の誹謗中傷問題は「発言者の意図」ではなく、「受け手がどう感じたか」が社会的に重視されます。
- たとえ「そんなつもりはなかった」と言っても、相手が傷ついたり不安になれば、十分に問題とされます。
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✅ 「事実を述べただけ」「気づいたことを書いただけ」としても、
→ その言葉が相手を傷つけ、威圧・中傷と感じさせるものであればアウトなのです。
✅【4】事務局に報告する際のポイント(明確な論点)
「主観で感じた意見」としてではなく、
「客観的に見て威圧的・誹謗的・不適切な文面があった」と伝える
✅ 結論
- 発言者が「誹謗中傷のつもりはない」と言っても、
→ 文面が攻撃的であれば、誹謗中傷に該当する可能性は十分にある - 受け手が明確に“傷ついた・脅威を感じた”と伝えることは有効
→ メルカリ規約・社会通念の両面で“言葉の暴力”とみなされる可能性が高まります
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誹謗中傷はSNS上で、注意しなくてはいけない事の一つです。
自身ではそんなつもりはなくても、相手がどう捉えるかで解釈が変わるものです。
最近は何かトラブルになると匿名だからと軽々しく相手を非難する人がいます。しかし、それは想像以上に相手を攻撃したり傷つける事になりかねないと理解しておかないと思わぬ方向へ行きかねません。
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購入者がきつい言葉や厳しい表現を使ってきても、それに反応して即座に反論するのがお勧めできません。ご自身の意見や考えを伝えるのであれば、冷静になり十分言葉を選ぶべきです。
「言われたから言い返した」では大人げないですよね。
場合によっては、ご自身が相手を誹謗中傷したと言われてしまう危険もあります。
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そもそも早期に話が分かる相手ではないと、反論しても解決されないケースの方が多いように思えます。
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