
転売せどりをしていると、理不尽なクレームは必ずあります。
これは副業でも本業でも避けられません。
そして実は、社会生活でも同じです。
仕事
近所付き合い
人間関係
どこにでも起こります。
特に――
人への思いやりがある人ほど傷つきます。
「正しいのに苦しい」のはなぜか
「説明文通りに書いた」
「状態も伝えた」
「丁寧に対応した」
それでもクレームは来ます。
その時、多くの人はこう考えます。
正しいことをしているのに、なぜ?
しかし世の中には
絶対的な正義は存在しません。
あるのは
人の数だけの正義です。
転売せどりを続けていると、
必ず理不尽なクレームに遭遇します。
真面目にやっている人ほど驚きます。
なぜなら
“説明すれば理解してもらえる”
と思っているからです。
しかし現実は違います。
ここでは実際によくある
理解不能な主張を紹介します。
事例① 写真に写っているのに「分からない」
購入者
「傷があるとは思わなかった」
出品者
「写真に載せています」
購入者
「こんなの分かるわけないでしょう」
さらに説明すると
購入者
「普通そこまで見ませんよ」
つまり
写真=証拠にならないという主張です。
事例② 説明文を読んでいないと堂々と宣言
出品者
「説明文に記載しています」
購入者
「説明なんて全部読む人いませんよ」
さらに
購入者
「分かりにくい場所に書くのが悪い」
読まなかった事実より
書き方の責任へ変換されます。
事例③ プロフィールも読まない
出品者
「プロフィールに注意事項を書いています」
購入者
「プロフィールなんて確認しないでしょう普通」
最終的に
購入者
「知らないものは知らないので対応してください」
“確認しない前提”で話が進みます。
事例④ 家族が使わないからキャンセルしたい
購入者
「家族が使わないと言うのでキャンセルしたい」
出品者
「購入者都合は対応できません」
購入者
「使わないは立派な理由です」
さらに
購入者
「人の事情を理解できませんか?」
理由の正当性が論点になります。
事例⑤ サイズ違いは出品者の責任
購入者
「サイズが合わない」
出品者
「実寸を記載しています」
購入者
「測らないと分からないのは不親切」
つまり
測定情報=責任回避と認識されます。
事例⑥ イメージ違いは返品理由
購入者
「思っていた色と違う」
出品者
「写真通りです」
購入者
「画面では分からないので返品したい」
オンライン取引の前提が否定されます。
事例⑦ 使用後に返品要求
購入者
「一度使ったが気に入らない」
出品者
「使用後は対応できません」
購入者
「確認のために使いました」
確認=使用ではないという理屈です。
理不尽な主張が起きる理由
共通点があります。
自分は間違っていない前提
・見ていない → 分からない方が普通
・読んでいない → 読まない前提が普通
・都合 → 正当な理由
つまり
事実よりも
“納得できるかどうか”
で判断されています。
クレームは“価値観の衝突”で起きる
出品者の正義
「中古品として普通の状態」
購入者の正義
「思ったより傷がある」
どちらも間違っていません。
ただ基準が違うだけです。
つまりクレームは
悪意よりもズレで発生します。
真面目な人ほど疲れる
誠実な人は
相手を理解しようとします。
・自分が悪かったのではないか
・説明不足だったのではないか
・もっと対応できたのではないか
考え続けてしまいます。
しかし、ここに落とし穴があります。
相手はそこまで考えていないことが多い
感情で書いているだけのケースもあります。
商売と人格を切り離す
転売を続ける人が必ず覚える感覚があります。
それは
評価は人格評価ではない
・商品への評価
・期待との差の評価
・その日の気分の評価
これらが混ざったものです。
あなた自身を否定しているわけではありません。
大事なのは「割り切り力」
社会も商売も
100%理解されることはありません。
だから必要なのは
正しさではなく
距離感です。
・説明はする
・対応はする
・引きずらない
これが長く続ける人の共通点です。
理不尽はなくならない
残念ながら
理不尽はゼロにはなりません。
ですが減らすことはできます。
そして一番重要なのは
慣れることです。
慣れると
傷つかなくなるのではなく
回復が早くなります
まとめ
人は正しさで動きません。
感情で動きます。
だから理不尽は起きます。
それは
あなたが間違っている証拠ではなく
社会の仕組みです。
真面目な人ほど苦しみますが
それは能力の問題ではありません。
ただ、優しいだけです。
そして商売では
優しさに加えて「割り切り」が必要になります。
長く続ける人は
強い人ではなく
切り替えが上手い人です。
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