
40代以降で「転職」か「独立」かで悩む方は非常に多い様です。
人生の折り返し地点を迎え、「このままでいいのか?」という問いが強くなる時期ですから当然です。
以下に、悩む主な理由5つ紹介します。
また悩んだ結果、転職・独立の選択した割合もあわせて記載して合いますので参考にして下さい。
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目次
✅ 40代以降が「転職か?独立か?」で悩む理由5選
① 経済的な不安(家族・ローン・老後資金)
- 理由:子供の教育費や住宅ローン、親の介護、老後資金など現実的にお金の課題に直面している中で、リスクは避けたいとの考えが大きい。
- 転職だと… 給与や福利厚生が安定しているのが最大の魅力。
- 独立だと… 収入が不安定になる可能性が初期の時は特に非常高く、独立は現実的ではないと考える。
② キャリアの限界・成長実感の喪失
- 理由:「このまま会社にいても昇進はほぼない」「若手に役職を譲る空気がある」「時代の変化に自分のキャリアが活かせるか不透明」といった閉塞感、不安感を持っている。
- 転職だと… 経験やスキルが活かせる職場を探せばあるように思えるが、年齢が弊害にならないかとの不安要素もある。
- 独立だと… 自分の裁量で挑戦できる魅力はあるが、ゼロからの勝負になる為、軌道に乗せられるかと考えると行動に移せない。
③ 年齢による市場価値の不安
- 理由:よく求人では「35歳まで」と聞くし「30代募集」と暗に40代以降は求めていないと理解している。「今更、転職できないのでは?」という不安が強い。
- 転職だと… 即戦力・マネジメント経験を武器に売り込めるが、逆にネットなどでは若者に対抗できないと考える。
- 独立だと… 年齢関係なく実力で勝負できるが、今までの経験だけで生活できる収益が得られるとは思えない。
④ 家族の理解と協力
- 理由:転職や独立は、生活リズムや収入に影響するため、配偶者や子どもの意見が強く影響する。恐らく話すまでもなく反対されるだろう。これが原因で家族離散は避けたい。
- 転職だと… 独立よりは、まだ家族も受け入れやすいと考える。
- 独立だと… 開業資金などの資金面を心配をされ100%反対されるだろう。
⑤ 自分の“やりたいこと”が明確でない
- 理由:そもそも「転職して何がしたい?」「独立して何で勝負?」が自分の中で正直曖昧。今の職場で理不尽な事や不満は日々あるが辞めるまでの事だろうかと考える。
- 転職だと… 転職したら何がどう変わるかイメージできない。
- 独立だと… 他人に誇れるほどの経験や実績があるように思えない。そんな状況でお金が稼げるイメージがない。
🔎 転職・独立の選択割合(40代以降)
転職か?独立か?悩まれて選択された方のデーターです。
勿論、どちらも選択されず、現状の職場で働いている方もいます。
| 選択 | 割合(概算) | 備考 |
|---|---|---|
| 転職を選んだ方 | 約70~75% | 圧倒的に多い。特に管理職や専門職。転職エージェント経由が多い。 |
| 独立を選んだ方 | 約25~30% | 副業スタート → 独立が主流。飲食・フリーランス・コンサル等が多い。 |
※中小企業庁や民間調査(マイナビ・リクルートなど)の複数データより推計によるものでありますので、参考までとしてください。
📌 補足
- 独立を選ばれる場合でも、いきなり脱サラし独立ではなく、副業スタートからテストするのが40代には安全策と言えます。副業で結果が継続して出れば自信になりますし、家族への理解を得られる材料にもなります。
- 40代以降の転職希望者は「年収維持」より「働き方・裁量・人間関係」重視に考えシフトしている傾向にあるようです。
- どちらを選ぶにせよ、勢いではなく「じっくり行動しながら考える」また、「一人で悩み、決断するのではなく、いろんな意見を参考にする事で選択肢が広がる傾向にあります」。
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