
40代以降の転職は「勢い」ではなく、冷静かつ戦略的な判断が求められます。
ここでは、転職するか・今の会社に残るかを判断するための“現実的な材料”7つをご紹介します。
それぞれにチェックポイントを記載してますので、よろしければ、ご自身へ問いかけてみて下さい。
自分の現状と照らし合わせてご活用頂ければとよろしいかと。
目次
✅1. 【市場価値】今の自分の“スキル”は他社でも通用するか?
- チェックポイント:
- 自分の強み・実績を言語化できるか?
- 今の業界・職種が他社でも求められているか?
- 補足:
転職は“逃げ場”ではなく“戦略”と捉える。自分の価値を客観的に「第三者視点」で確認すると見えてくるものもあるかもしれませんよ。
✅2. 【健康状態】今の働き方をあと10年続けられるか?
- チェックポイント:
- 毎日「疲れすぎて何もできない」と感じていないか?
- 健康診断で指摘を受けていないか?
- 補足:
体力的に限界なら転職はむしろ“健康を守る選択”と考える。年齢とともに体力等が落ちるのは自然の摂理です。無理して体調を壊してからでは遅いですよ。
✅3. 【会社の将来性】今の職場に5年後の未来があるか?
- チェックポイント:
- 自社の業績・市場ポジションは右肩上がりか?
- 給与・ポジションに将来性があるか?
- 補足:
経営者が不安な発言や方向性ががぶれるような会社は危険信号かもしれません。今や市場の変化は早いです。冷静に社外からの視点として「外から見た評価」を調べてみてはいかがでしょうか。
✅4. 【年収と生活】現状の収入で家計は安定しているか?
- チェックポイント:
- 毎月の家計収支はプラスか?貯蓄できているか?
- 教育費や住宅ローンなど、将来的な支出の見通しは?
- 補足:
もし転職で年収ダウンが避けられない場合は、生活にどれだけ影響が出るかシミュレーションは大事ですし、事前の家族との話し合い必須ではないでしょうか。
✅5. 【職場環境】人間関係・社風に強いストレスを感じていないか?
- チェックポイント:
- 上司・同僚との関係に疲弊していないか?
- 価値観が合わずモチベーションが下がっていないか?
- 補足:
ストレスの9割は人間関係と言われてます。無理して体に不調が出てからでは困りますよね。転職は健全な選択肢との考えも考慮しては。
✅6. 【挑戦欲求】このままの仕事で「成長できる」と思えるか?
- チェックポイント:
- 新しい知識・経験を得られているか?
- 毎日がルーティンワークでつまらないと感じていないか?
- 補足:
成長実感がないと年齢と共に不安不満になるものです。キャリアの刺激は人生の潤いにもなります。挑戦するのに年齢を理由にやめる事はないのではないでしょうか。ケンタッキーのカーネル・サンダースさんは65歳からの挑戦です。
✅7. 【家族との関係】転職が家族の生活にどう影響するか?
- チェックポイント:
- 配偶者や子どもは今の生活リズムに満足しているか?
- 転職で勤務地や収入が変わる場合、家族の理解はあるか?
- 補足:
自分だけの都合で決めると、あとで摩擦になりやすい。家族との対話は最重要事項ですよね。
🔽迷ったときの「転職判断マトリクス」
| 今の職場に満足してる | 将来性がある | 転職市場で価値が高い | ⇒ 今は転職すべきでない。現職で力を磨く |
|---|---|---|---|
| 今の職場に不満がある | 将来性も低い | スキルも活かせそう | ⇒ 早期に戦略的転職を検討すべき |
| 今の職場に不満がある | でも市場価値に自信がない | ⇒ スキルを磨いてから動く(資格・副業含む) | |
| 迷いがある | ⇒ まず副業・自己分析・キャリア相談で整理する |
✅最終的に迷ったら考える言葉
「このまま今の会社に5年いたとき、今の自分を誇れるか?」
コメント