
フリマサイトは誰でも簡単に売買ができる反面、
「どんな相手と取引するのかわからない」 というリスクも抱えています。
特に、年末の繁忙期——
1年で最も売れるこのシーズンは、いい購入者も悪い購入者も一気に流れ込みます。
その中でも注意したいのが、
“新規参入の購入者”と“転売目的のバイヤー”。
誤解しないでほしいのは、
「新規=悪い」ではまったくありません。
むしろ、気持ちよく買ってくれる人だって多くいます。
しかし一方で、
我流で判断し、突然クレーマー化する人も一定数いる。
これがフリマの現実です。
この記事では、あなたの精神力を削らないためにも
「どう見極め、どう距離を置くべきか」
整理してお伝えします。
新規参入の購入者が“注意すべき存在”になる理由
フリマサイトは、登録してすぐに誰でも購入できます。
しかし、中古品売買のマナーや理解不足 で参入する人も多いです。
新規参入者は、
良いほうにも悪いほうにも転ぶ可能性がある。
- ちゃんと説明を読み、丁寧にやり取りしてくれる人
- 我流で判断して、突然クレーマー化する人
- ネット取引の基本ルールを知らない人
- 相手の都合や繁忙期を全く想像しない人
「悪気がない」のが厄介なポイントです。
新品が買えないから中古品を購入する。
だから “新品のような品質” を要求してくるケース は珍しくありません。
中古品はあくまで中古。
でも新規参入者ほど、ここが理解されていない。
評価数はアテにならない|10?50?100?どれも違う理由
「評価10以下は新規」
「評価50以下は要注意」
「評価100までが初心者」
こんな風に語られることがありますが、
実はどれも正しくない。
なぜなら——
✔ 評価80でもトンチンカンな要求をしてくる人はいる
✔ 評価1000超えでもクレーマーは普通に存在する
✔ ヤフオクは評価は必須ではないので経験値が不明
✔ 購入専門で評価だけ貯めている人もいる
評価数だけで取引相手の判断は難しい。
購入者として安心かは、
評価数ではなく “コメントの内容・テンション・質問の仕方” で判断する方が正確。
実は地雷率が高いのは“転売ヤー購入者”
あなたも経験があるかもしれませんが、
最も面倒な層は 評価数が数百~1000超えの転売ヤー購入者。
メルカリで仕入して他のアカウントのメルカリで出品するか、他のフリマで出品するのでしょう。
それ自体を良いのですが、対応が酷い人が多いです。
特徴は…
● 当然のように大幅値引きを要求
● 納品後、何か気に入らないと返品クレマーになる
● 商品説明、プロフィールを読まない、話を聞かない
● マウントを取りたがる
● 気に入らないと当然のようにスルー(音信不通)
● “買ってやる”というスタンスが顕著に見られる
偏見ではないですが、
このような転売ヤ―は、 女王様のような態度の女性の割合が多い印象です。
もちろん中には良い人もいます。
ただ多くの場合、
「言い値で売ってくれない?ならいいわ」
と言った態度で音信不通になるのがほとんど。
残念ながら気持ちよく対応できる相手ではないことが多いのです。
出品者は無数にいるのだから・・・って考えでしょう。
出品者と良好な関係構築してリピートして購入していくと言った考えはないように見えます。
繁忙期の今こそ「嫌な予感がしたら取引しない」が正解
11月〜1月は 一年で最も売れる時期。
そんな時期に、
1件のクレームに心を病んだり、
マウント購入者とやり取りしている暇はありません。
クレームの対応は精神的にも時間的にも重い。
一度巻き込まれると、1時間では終わりません。
取引開始前に少しでも違和感を感じたら、
✔ 無視する
✔ そっとブロックする
✔ 「他の方にお譲りします」で終了する
これだけでトラブルの8割は避けられる。
嫌な予感というのは不思議と当たります。
最初の質問の仕方や文章量、言葉の選び方で
その人の“取引のクセ”はだいたいわかるものです。
そして何より…
ニーズがある商品なら、他の購入者はすぐ現れます。
無理に危険な相手に売る必要はゼロです。
あなたを守るための“距離の置き方・断り方”
無用なトラブルを避ける方法をまとめると…
■ ① 違和感のある質問は深追いしない
長文質問、要求の多さ、プロフィール未読などは典型的なサイン。
■ ② 値下げ交渉は“常識内のみ”に対応
5〜10%以内ならOK。
20〜30%要求は処分したい商品でないなら慎重に。
■ ③ 「他の方優先します」で終わらせる勇気を持つ
丁寧に断ればOK。相手がどう感じようが気にしない。
■ ④ 返信しないのも立派な選択肢
絡むほど時間が奪われます。
繁忙期に時間を浪費するのは最大の損失。
挑発文に反発しない。時間を掛けて相手と論争して最後に何が残りますか?
論破したい訳ではありませんよね。
商品を購入してもらい収益を得る為にやっている事を忘れてはいけません。
■ ⑤ プロフィールに“線引きを宣言”する
例:
- 「大幅値下げは対応しません」
- 「商品説明に記載してある質問にはお答えしません」
- 「取引に不安を感じた場合はお断りすることがあります」
これだけで質の悪い質問は激減します。
まとめ|ストレスのかかる取引は全て“機会損失”になる
フリマの売買は、
相手を選ぶことも大事な“戦略”です。
特に繁忙期は、悪質な購入者に構っている暇はありません。
1件の面倒事に付き合っている間に、
他の良い購入者との取引チャンスを失ってしまいます。
あなたの時間とメンタルは有限です。
✔ ストレスを感じる相手は避ける
✔ 少しでも違和感があれば断る
✔ 新規かどうかではなく「質問の質」で判断する
✔ 転売ヤー購入者は特に要注意
✔ 年末は“他に買ってくれる人がいる”確率が高い時期
あなたが気持ちよく、
そして効率よく売上を伸ばすためにも、
面倒な購入者とは距離を置くことをおすすめします。
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