
メルカリのような「プラットフォーム依存型」の副業に限界や不安を感じる方にとって、「オフライン販売(ポップアップ・フリマ)」は現実的な代替手段になるでしょうか?
昨年の夏から秋頃にメルカリが行った圏外飛ばしはきつかったですよね。記憶に残っている人は多くいるのではないでしょうか。
画面上は何の変わりないのですが、なぜか売れ行きが良くいない。最初は2・8月は仕方ないと考えていましたが、どうもおかしい。
試しに商品検索してみたら・・・
その後、圏外飛ばしを解除されるまでに1か月ぐらい費やし売上は大打撃を受けました。
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その後、出品者の投稿での炎上、メルカリの発表、アルゴリズム変更・・・1年以内で本当に目まぐるしく変化が起きます。
本業、副業に関わらず、その変化に応じ対策を練り試し検証していくしかありません。
これはプラットフォームを利用している以上仕方ない事です。
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勿論、プラットフォームはメルカリ以外にもヤフオク、ラクマ、ヤフーフリマ、Amazonなどあります。
個々のプラットフォームへの対策を考え出品は有りですが、また違った視点での考えとしてプラットフォームに依存しない方法も有りではないでしょうか。
🔁メルカリのアルゴリズム変更と今後の懸念
- ✅ 表示優先順位の変化
従来は「100円ずつの値下げ」で再表示を狙えましたが、現在は売れ筋商品や需要優先のAIロジックに変化。 - ✅ 対応するのが大変
アルゴリズム変更で「簡単な副業」から「手間がかかり難易度の高い副業」へ。 - ✅ 最悪の場合のアカウント停止・出品規制
規約違反で突然使用停止や疑念事項で使用制限リスク。
🛍 オフライン販売(ポップアップ・フリマ)は副業として“アリ”か?
✅ メリット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ①直接販売による利益率向上 | 手数料0%、現金取引も可(その場で現金化) |
| ②対面販売でファンやリピーター獲得 | SNSでの拡散やブランド化に繋がる |
| ③出品規制やアルゴリズム影響なし | 自分の裁量で価格・展示方法を決定できる |
| ④他のプラットフォーム誘導も可能 | SNSやECショップに誘導可能(顧客を「資産化」) |
⚠ デメリット・注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ①売れる量に限界がある | 一度の販売で売れる数に限界 |
| ②準備や出店コストがかかる | 出店料・搬入・什器・交通費などの費用が発生 |
| ③天候や人通りに左右される | フリマ会場の場所や天候で売上は大きく変動 |
💡ポップアップ・フリマでの収益化例
| モデル | 売れる商品 | 目安利益 |
|---|---|---|
| ① ブランド古着販売 | ノースフェイス、カーハートなど | 1日で2〜5万円(20点前後販売) |
| ② ハンドメイド・雑貨 | アクセ・革製品など | 利益率50〜70%も可能 |
| ③ スニーカー・アパレル転売 | トレンドモデル | 1足あたり2,000円〜5,000円利幅 |
| ④ 韓国仕入れ商品 | バッグ・Tシャツ等 | 原価500円→販売2,000円など |
✅ 副業として収益化するには
- 事前にSNSで「出店告知」する(Instagram・X)
→ 来場者数・購入率が2倍以上変わることも。 - 「売れる商品」を把握し、季節性も加味する
→ 夏:Tシャツ、秋:アウター、年末:ギフト系。 - 在庫リスクが少ない商品を選ぶ(小ロット・低単価)
- メルカリやネットと価格差をつけすぎない
→ フリマでは“リアルタイム購入”が魅力。
🔚 結論|副業としてのオフライン販売は「あり」
✅ アルゴリズムに振り回されず、自分の裁量で売れる。
✅ 売上の即現金化、SNSと連携しやすく、ブランディングにもつながる。
✅ 一方で「手間」「天候」「会場選びの難しさ」があるため、
オンライン×オフラインのハイブリッド戦略がおすすめです。
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では実際に実施するか?
検討材料として「ポップアップ販売チェックリスト」と「フリマ出店成功マニュアル」をご用意しました。
副業としてオフライン販売を実践したい方に向けて、準備から販売戦略まで体系的にまとめています。
📝【ポップアップ販売チェックリスト】
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| ✅ 出店日・場所の確定 | 開催日・エリア・人通り・雨天対応の有無など | 商業施設内 or 路面 or イベントスペース |
| ✅ 出店申請・支払い | イベント主催者への事前申請、出店料支払い | SNS集客型イベントは早めに埋まる |
| ✅ 商品選定 | 季節・トレンド・価格帯を意識 | 目安:単価1,000~5,000円が回転◎ |
| ✅ 値札・タグの準備 | 値段・サイズ・素材・特徴記載 | 手書きでもOK、丁寧感が好印象 |
| ✅ ディスプレイ・什器 | ハンガーラック・折り畳み机・布・POP | コンパクト・設営撤収しやすさ重視 |
| ✅ お釣り・レジ対策 | 現金以外にキャッシュレス対応 | 小銭・千円札多めに、キャッシュレスをどうするのか |
| ✅ ショッパー・袋類 | ブランド名があれば紙袋・OPP袋など | ショップ感UP=満足度UP |
| ✅ SNS告知 | Instagram/X/ストーリーで事前集客 | 「来てくれたら割引」など特典も効果的 |
| ✅ 搬入・搬出手段 | 車・台車・キャリーケースなど | 荷物は最小限、効率化重視 |
| ✅ 雨天対応(屋外の場合) | テント・ビニール袋・防水対策 | 急な天候変化でも慌てないように |
📘【フリマ出店成功マニュアル】
① フリマの選び方
| 種類 | 特徴 | 初心者向け度 |
|---|---|---|
| 地域の公園型 | 家族連れ・日用品が売れる | ★★★★☆ |
| 商業施設併設型 | アパレル・小物・ブランド品が強い | ★★★★☆ |
| ハンドメイドイベント系 | クオリティ重視・高価格帯も売れる | ★★★☆☆ |
| オタク・アニメ系フリマ | マニア向け専門性が高い | ★★☆☆☆ |
フリママーケットは主催者によっては、営利目的は禁止とあります。
あくまでも家庭内の不用品販売のみとある場合もありますので、探す際に要確認が必要です。
② 売れるディスプレイのコツ
- 立体感を意識:高低差をつける(ラック+机+箱)
- 配色は統一:ごちゃごちゃしないよう白・黒・木目など
- 商品の“世界観”をつくる:1ジャンル特化の方が強い
- 試着OKなレイアウト:鏡もあると◎
③ フリマ価格設定の目安(古着の場合)
| 元値の目安 | フリマ価格(目安) | コメント |
|---|---|---|
| ブランド古着 ¥10,000 | ¥3,000~¥5,000 | 状態良好なら即売れ |
| ファストファッション ¥2,000 | ¥500~¥800 | まとめ売りも◎ |
| ノーブランド・訳あり | ¥100~¥500 | 回転率重視、在庫処分にも |
④ 売れ筋商品例(ジャンル別)
| ジャンル | 売れ筋 | 季節性 |
|---|---|---|
| メンズ古着 | ノースフェイス、カーハート、パタゴニア | 秋冬◎ |
| レディース | スカート、花柄ワンピ、レトロトップス | 春夏◎ |
| 小物・雑貨 | バッグ、帽子、アクセ | 通年可 |
| キッズ | ブランド子供服、靴 | サイズ表示丁寧に |
⑤ 売上を最大化するトーク術
- 「これ一点モノなんです」=希少性アピール
- 「今日だけ価格下げてます」=限定感演出
- 「まとめてくれたらおまけします」=客単価UP
- お客さんの服装や雰囲気を褒める=信頼感UP
🎯副業として成功するための姿勢
- アルゴリズムに依存せず“自分の売場”を持つ強さ
- リアルな声を直接聞くことで「売れる商品」が見えてくる
- SNS連動や常設ネットショップとの相乗効果を狙う
ポップアップですと個人の飲食店で店舗一角を使わせてもらえるようになり集客が増加すれば、店舗側の大きなメリットになります。
文字通りWIN-WINの関係になります。
そうなると店側からの誘いも期待できます。
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