
一部の天才や凄腕せどらー以外は夏に売上を上げるのはしんどう時期です。
単価が上がりませんので、薄利になりがちです。
この時期は割切って夏物を出品しない方や開店休業で新規出品しない人方もいます。
古着を扱うせどらーの王道は「秋冬に向けて心と体を休ませる」&「仕込みをしておく」です。
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とは言え、初めて間もない初心者さんですと「そんな事言われても楽観視できないよ」と言われる方もいます。
「そもそも仕込みをする余剰資金がない」、「出品から発送までの流れが未だ慣れていないから数を熟したい」と言われる方への参考にもなればと思います。
🔥売れない今こそ「仕込み・仕分け・仕組み化」に集中すべきです。
以下、ベテランせどらーが実際に「売れない時期(特に古着)」にやっている5つの行動を紹介します。
✅① 売れる時期を見越した“仕込み”をしている
- 7月〜8月は古着が売れにくく、特に秋冬物は動きません。
- だからこそ「9月以降に確実に売れるもの」を仕入れます。
- ノースフェイス、カーハート、パタゴニアなどのアウター
- レザー、ボア系、コーデュロイ、ネルシャツ系
- 真夏に冬物は安く買えるため、仕入れの狙い目です。
💡例:カーハートのアクティブジャケットは真冬には商品がなくなり高騰傾向。今なら在庫がある可能性が高いです。
✅② 在庫の“棚卸し・再出品・価格見直し”をしている
- 売れない=ニーズの変化 or 出品タイミングのズレ
- 夏物やTシャツ系は価格を見直し、「最終値下げセール」などで回転させます。
- 写真・説明文を変更して再出品し、アルゴリズム的に新鮮化します。
✅③「回転商材」を組み合わせて現金を確保している
- 古着が売れづらい=キャッシュが止まる=仕入れができない
- だからこそ「回転率が高い定番商品」も一部取り扱います。
- コンビニ限定グッズ、日用品、セール品の刈り取りなど
- 古着で利益、他ジャンルで回転=資金繰りの安定
✅④ 無駄な在庫・重荷の“損切り”を恐れない
- 売れない古着=保管スペース圧迫、資金ロック
- 思い切って“赤字でも売り切る”勇気
- 損切り→現金化→新しい回転商材へ投資の方が長期的には利益へつながります。
✅⑤ 売上低下時は“仕組み化・分析”に時間を投下
- 出品テンプレの整備
- 写真撮影の効率化(撮影→編集→出品の流れ)
- 販売データの分析(どのブランド、季節、価格帯が強いか)
売れない=時間がある
時間がある=改善・仕込みのチャンス
💡ベテランせどらーは「売れない時期も稼ぐ準備をしている」
| やるべきこと | 理由 |
|---|---|
| 秋冬物の仕入れ | 在庫があり安く仕込める |
| 在庫の整理・見直し | 現金とスペース確保 |
| 回転商材の導入 | 資金の循環を維持 |
| 損切り | 売れる資金に変える |
| 出品体制の強化 | 繁忙期に差が出る |
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「仕込み=寝かせる」戦略が正攻法ですが、今キャッシュがない。
どうするか?
ベテランせどらーでも“資金が限られている時期”は当然あり、彼らは次のように動きます。
🔁「短期回収×小資金回転」の戦略に切り替える
資金がない=「即金性の高い商材」+「薄利OKの高速回転」へ戦略。
✅① 即金回収が可能な商材ジャンルに一時的に参入
■ 例:夏に回転の早いもの(少額でも売れる)
- スポーツ系ブランドTシャツ(NIKE、adidas、アンブロなど)
- キャップ、バケットハット(ストリート系やY2K人気)
- コスメのサンプル・トラベルサイズ(メルカリでは超回転)
- キャラクター・アニメTシャツ(古着屋でも人気)
💡1,000〜2,000円で仕入れて、2,000〜3,500円で即売れも多い
超薄利でも「資金回収→再投資」の流れを学べれば勉強としてOK。
✅② 出品を“単価よりも回転重視”に切り替える
- 価格を「利益残すギリギリ」まで下げて販売促進
- セット売りで単価を上げて送料を抑える
- 商品説明に「即日発送」や「最終値下げ」を入れて“即決”を促す
✅③ 同ジャンルで“今売れる切り口”を探す(古着内で完結)
- 「夏フェス」「海」「アウトドア」に合わせたキーワード付加
→ 例:アウトドアTシャツ、キャンプ、海水浴用、ドライ素材 - 通気性素材やナイロン系ジャケットは意外に動く
✅④ フリマアプリを使い分けて即金性UP
- メルカリ:回転重視、薄利即売れ向き
- ヤフオク:競りで値段が上がるケースもある
- ラクマ:手数料安+一部コアユーザー狙い
出品の手間はかかりますが、複数販路展開=回転力UPです。
✅⑤ 売上金をすぐ使わない!再仕入れ原資として“プール”しておく
- 売れたら使う→資金枯渇のループに
- 数千円でも毎日積み上げて、1週間単位で再投資サイクルを整える
📌キャッシュがないなら…
| 戦略 | ポイント |
|---|---|
| 即金商材 | 夏に動く軽くて安いものへシフト |
| 回転重視 | 利益よりスピード優先で売り切る |
| セット売り | 単価UP&送料対策で利益確保 |
| マルチ販路 | メルカリ+ヤフオク+ラクマ |
| 売上再投資 | お金を「回す」ことを最優先 |
✍️ やってはいけないこと
- 「いつか売れるから」と高値キープで放置(特に夏物)
- 利益0でもいいや…で闇雲な出品(損切りの戦略がない)
- 売上を生活費に全額使ってしまう(次の仕入れができない)
夏物は販売期間が短いです。
Tシャツは1年中でも着れるものですが、一部のヴィンテージ以外は夏場以外は需要が極端に下がります。Tシャツなどは薄いので保管スペースが冬もののジャケットに比べれば場所を取りませんが、来年まで保管するか、損切するかは決めておく必要があります。
7月中旬以降は売れ筋商品以外の夏物は仕入れない方が無難です。
真似するだけで圧倒的に売上が上がる、その方法とは?
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