
古着転売せどりの最大と言えるデメリットが夏場の売上激減ではないでしょうか。
古着転売における5月〜9月の夏場は「売上・利益ともに激減する」ケースが一般的です。
ですので、この時期に「反応が薄くなった」「売上が伸びない」「利幅が低い」などの現象は多くのせどらーが感じる事です。
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一喜一憂せずに自分なりの戦略を取るのがお薦めです。
古着を商材とするなら、年間で売上利益を考える戦略を取る事で精神的に安定します。
イメージとしては、農家さんでしょうか。
夏場は連日忙しい葡萄農園さんは冬場は仕込みに専念されてます。
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✅【1】実態:古着転売の“夏枯れ”現象とは?
■ 売上の落ち込み幅(例)
- 3〜4月のピーク時から比べて
→ 売上:30〜50%減が平均
→ 利益額では50〜80%減も珍しくない
→ 「1日5,000円利益 → 1,000〜2,000円以下になる」人も
■ なぜ落ちるのか?
- 夏物は単価が安い
→ Tシャツ、ショートパンツ、アロハ系など
→ 1着1,000〜2,000円台が主流(冬の3分の1) - 冬物のような“防寒需要”がない
→ コート・ニットは機能性もファッション性も強く売りやすい - フリマユーザーの購買意欲が低下
→ 夏はレジャーや旅行に予算が回り「衣料支出」が減る - セールが多く競合も強い
→ 古着以外の新品も激安価格で出回る時期
✅【2】夏場に利益激減しやすいパターン
| タイプ | 特徴 | 夏場のリスク |
|---|---|---|
| 古着初心者 | 安いTシャツ中心に仕入れる | 回転率は良くても利益は数百円 |
| ヴィンテージ系特化 | 高単価アウター頼み | 夏は売れなくなる |
| メンズカジュアル特化 | 通年アイテムが少ない | トレンド不在で厳しい |
| 実店舗仕入オンリー | 夏物が定価近くで高い | 薄利どころか赤字の可能性も |
✅【3】夏場を乗り切る4つの戦略
① あえて「冬物」を売る
- 検索数は減っても“ライバル激減”
- コート・ジャケット・厚手ニットは
→ 「先取り・仕込み狙いの客」に売れることも - 梱包が面倒でもライバルの数が3分の1になるので逆にチャンス
② 季節に強いジャンルに一時的シフト
- 例:
- スポーツウェア(アディダス、NIKEのメッシュ素材)
- ワーク系アイテム(Carhartt、ディッキーズ)
- リゾートアイテム(アロハシャツ・リネン素材)
- 季節特化アイテムは“夏の需要”にダイレクトに刺さる
③ 別ジャンルへの“ハーフ転換”
- 中古家電・バッグ・靴など“季節性が弱い商品”へ一時避難
- 【例】
→ 夏だけ 中古スニーカー(NB、NIKE)で凌ぐ人も
→ ブランドバッグなど通年購入される商材
④ 秋冬用の仕入れ“仕込み時期”にあてる
- 7〜9月は冬物在庫が安く買えるチャンス
- 値下がったモッズコートやバブアーを秋冬で3〜4倍で売る(但し、保管スペースの確保が必須)
✅【4】夏場を“乗り越えた人”のリアルな声(例)
- 「5月〜8月は利益8割減…だけど、9月から一気に回復するので“仕入れ月”と割り切ってます」(月商30万円の女性)
- 「7月〜9月はバッグやスニーカー中心に。秋に古着へ戻すスタイルで乗り切れた」(古着歴2年の男性)
- 「Tシャツで回転させても1点利益300円じゃ割に合わない。最近はセール中の冬物仕入れに集中」(副業プレイヤー)
✅【5】夏場は「稼ぐ時期」ではなく「仕込む時期」?!
| 戦略 | 優先度 | 解説 |
|---|---|---|
| 冬物出品継続 | ★★★ | 売れ残り×薄利の中で逆に目立つチャンス |
| 季節限定アイテム投入 | ★★★ | ライバル少なく特化で狙いやすい |
| 別ジャンルの併用 | ★★☆ | 家電・小物などで利益確保する“サブ武器” |
| 秋冬仕入れに集中 | ★★★ | 夏の“値崩れ在庫”が狙い目 |
1年間を通しての売上、粗利を考える必要があります。
夏場は売れないから仕込み期間として専念しようとの考えで良いのですが、逆に考えればその分冬場に滅茶苦茶売らなくてはならないとなります。
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10月~4月でいくら売るのか、もしくはいくら売らないと目標の売上、利益に達しなのかと明確な数値に落とし込む必要があります。
10月と言え昨今の温暖化で暑いです。
昨年の東京は10月でも30℃近くなる日もありました。
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そうなると更に売れる期間が狭まります。
限られた期間に如何に目標売上を叩き出すかは、準備にかかってきます。
「利幅が狙える商品を仕入て、いつから出品していくのか」
夏場は売れないからと気を緩めてばかりではいられませんね。
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