
昨日の続きです。
読んでいない方は、昨日の記事を読んでからお読みください。
はじめに|ペルソナを作っただけで終わっていませんか?
副業や個人ビジネスを考えるとき、
最近はよくこんな言葉を見かけます。
「ペルソナを設定しましょう」
「ストーリーが大事です」
確かに正しい。
しかし、実際に多いのはこの状態です。
- ペルソナは作った
- ストーリーも書いた
- でも、その先が分からない
結果、
「いい話を書いて終わる」
「共感はされたが収益につながらない」
この記事では、
ペルソナとストーリーを“事業”に変えるために
次に何を考え、何を作ればいいのかを、
具体例を交えながら解説します。
ペルソナを作った後に考えるべき、たった1つの視点
多くの人が、次にこう考えます。
「この人は、どんな商品が欲しいだろう?」
「何を売れば買ってくれるだろう?」
実は、ここが最初のズレです。
人は基本的に
「商品」や「方法」には簡単にお金を払いません。
お金を払うのは、
“楽になる状態”です。
- 不安が減る
- 迷わなくて済む
- 失敗しなくて済む
- 自分を責めなくて済む
「心を軽くする」為にお金を払おうとするものです。
事業として成立する人が必ずやっている思考順
ペルソナ×事業化は、
次の順番で考えると一気に明確になります。
- この人が一番しんどい「瞬間」はいつか
- その瞬間、どんな本音を抱えているか
- 何があれば、その瞬間が少し楽になるか
- それを「試して買える形」にする
この順番を飛ばして
いきなり商品を売ろうすると、なかなか上手く行かないものです。
具体例①|家事・育児に追われる主婦の場合
この人が一番しんどいのは、
「忙しい時」ではありません。
一番しんどいのは、
夜、子供が寝た後の静かな時間です。
今日も一日終わった。
頑張ったはずなのに、
何も残っていない感覚。
「私、このままでいいのかな…」
この瞬間に、
月10万円の副業話をされても響きません。
この人が求めているのは、
成功ではなく安心です。
だから、このペルソナにとっての正解は、
「稼ぎ方」ではなく、
- 今日は何もしなくていい理由
- 30分だけやれば十分だという根拠
- 失敗しにくい“型”
これらを渡すこと。
事業としては、
高額講座よりも、
「昼寝中30分で終わる副業チェックリスト」
「今日はこれだけでOKな作業テンプレ」
こうした判断を減らす商品の方が
圧倒的に価値を持ちます。
具体例②|中年サラリーマンの場合
この人が一番しんどいのは、
仕事中ではありません。
布団に入ってから、
将来のお金を考え始めた瞬間です。
「このまま定年まで働いて、本当に大丈夫か?」
この人が恐れているのは、
挑戦できないことではなく、
守れなくなることです。
だから響くのは、
- 派手な成功談
- 独立ストーリー
ではありません。
響くのは、
「今の生活を壊さずに続けられる」
「家族に説明できる」
「やらなくていいことが明確」
事業として提供すべきは、
副業ノウハウよりも、
- 会社規定に触れない副業設計
- 月10万円までの現実的ロードマップ
- 家庭向け説明テンプレ
“守りの副業設計”です。
具体例③|40代独身・独立志向の場合
この人が一番しんどいのは、
トラブルでも不安でもありません。
「何も起きていない毎日」です。
不満はない。
でも、ワクワクもしない。
この人が欲しいのは、
お金よりも実感です。
「自分で選んだ」
「自分で動かした」
という感覚。
だから売るべきは、
完成されたビジネスではなく、
- 考えるためのフレーム
- 小さく試せる設計
- 判断軸そのもの
事業としては、
30日チャレンジ型の小規模プログラムや
壁打ち・思考整理サービスが
非常に相性が良い。
具体例④|副業挫折経験者の場合
この人が一番しんどいのは、
失敗した時ではありません。
「またやりたいと思ってしまった瞬間」です。
やる気がないわけじゃない。
ただ、もう傷つきたくない。
この人が求めているのは、
新しい情報ではありません。
欲しいのは、
「自分がダメだったわけじゃない」という
納得です。
だから事業として成立するのは、
- 挫折理由の言語化
- 合わなかった原因の整理
- やらない選択の肯定
診断シートや
1on1の振り返り相談は、
この層に強く刺さります。
具体例⑤|低価格転売で疲弊している人の場合
この人が一番しんどいのは、
売れない時ではありません。
売れているのに、楽にならない時です。
安く売るほど、
客層が荒れる。
メンタルが削られる。
この人が欲しいのは、
売上アップではありません。
欲しいのは、
消耗しない仕組みです。
だから提供すべき価値は、
- 売らない判断基準
- 客を選ぶ設計
- 単価を上げる思考
商品説明テンプレや
ジャンル選定サポートは、
収益だけでなく“継続力”を守ります。
事業とは「正解を教えること」ではない
ここまで見て分かる通り、
事業として成立しているものは、
どれも「答え」を売っていません。
売っているのは、
- 迷わなくていい状態
- 考えなくていい安心
- 失敗しにくい選択
つまり、
事業とは
「この人の人生の重さを、少し軽くする行為」と言えます。
まとめ|「誰に向けて、どこを手伝うか」を決めるだけでいい
ここまで読んでいただいて、
ペルソナやストーリーという言葉が
少し具体的に感じられたかもしれません。
ただ、難しく考える必要はありません。
副業でやるべきことは、実はとてもシンプルです。
①「誰の話なのか」を1人決める
まずは、
「この人の状況、分かるなぁ…」
と思える人を1人だけ思い浮かべてください。
- 家事と育児で余裕がない人
- 将来のお金が不安な会社員
- 副業に何度も挫折した人
最初から多くの人を救おうとしなくて大丈夫です。
1人で十分です。
②「一番しんどい場面」を1つ切り取る
人生すべてを変える必要はありません。
- 夜、1人になったとき
- 月末に通帳を見る瞬間
- 将来を考えて眠れなくなる夜
その人が一番疲れる“一瞬”を切り取ります。
③「これがあったら少し楽だな」を考える
次に考えるのは、
「何を売るか」ではありません。
- 何があれば迷わなくて済むか
- 何があれば不安が少し減るか
- 何があれば今日を乗り切れるか
大きな答えでなくて構いません。
- チェックリスト
- 手順書
- 考え方の整理
- 相談できる場
“完璧じゃなくていい助け”で十分です。
④ それを「試せる形」で出してみる
最後は、とても現実的です。
- 無料で配る
- 低価格で出す
- 人数限定で試す
売れたら「合っていた」
売れなければ「少しズレていた」
それだけです。
失敗ではありません。
確認作業です。
副業は「特別な人」だけのものではありません
副業というと、
才能が必要
スキルが必要
覚悟が必要
そう感じるかもしれません。
でも、ここまで読んで分かる通り、
やっていることは
- 誰かの困りごとを1つ決めて
- そこを少しだけ手伝う
これだけです。
それを繰り返していくうちに、
「あなたから買いたい人」が残っていきます。
最後に
副業は、
人生を賭けるものでも、
大きな決断でもありません。
「今の自分が、少し役に立てること」を
形にしてみるだけです。
ここまで読んで
「これならできそうかも」
と思えたなら、
それが最初の一歩です。
何となく理解頂ければ
早速紙とペンを用意して書き出しては如何でしょうか?
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