
はじめに|副業は「誰に向けてやるか」で非常に大事
副業を始める人の多くが、最初にこう考えます。
「誰かが買ってくれればいい」
「フォロワーは多い方がいい」
「間口は広い方が稼げるはず」
一見、正しそうに見えますし、全く売れない事もないでしょう。
ですが実際には、この考え方ですと
安売り・消耗戦・クレーム地獄への危険な入口になる可能が高いですよ。
転売せどりでも、SNS発信でも、ブログでも同じです。
「誰でもいい」は「誰にも刺さらない」のと同義だからです。
ペルソナとは・・・
ペルソナとは、
「あなたの商品・情報・サービスを“一番喜んで、納得して、お金を払ってくれる理想の1人」を具体化した存在のことです。
ここで重要なのは、
- 年齢
- 性別
- 職業
だけではありません。
✔ どんな不安を抱えているのか
✔ 何に疲れているのか
✔ 何を「今すぐ解決したい」と思っているのか
✔ なぜ、これまで行動できなかったのか
感情と背景まで含めて描いた「生身の1人」
それがペルソナです。
なぜペルソナを決めないと損をするのか
① 価格を下げないと売れなくなる
価値が「誰向けかわからない」商品は、
価格でしか判断されません。
結果、
- 値下げ交渉が増える
- 安さ目的の客が集まる
- トラブル率が上がる
という悪循環に入ります。
② 客層が荒れる
安価になるほど、
- 冷やかし
- 無意味な質問
- 落札後スルー
- 理不尽な返品要求
が客層が悪化し増える傾向です。
「安くてもいいや」は、時間・精神・信用の切り売りです。
③ SNSやブログが“一過性”で終わる
テーマが定まらない発信は、
- 一時的に伸びても
- 定着せず
- 気づけば誰も残らない
フォロワー数=資産、ではありません。
「誰が残っているか」こそが価値です。
ペルソナ設定に必要なのは「ストーリー」
人は、
- ノウハウ
- テクニック
- 商品説明
では動きません。
「自分の状況に似ている」「この人、分かってる」
そう感じた時に初めて、心が動きます。
だからペルソナには
ストーリー=人生の文脈が必要です。
ストーリーの描き方
例としてペルソナを意識したストーリーを記載して見ましたので、読んでみて下さい。
ペルソナがどんな環境か?どんな心境か?そして何を求めているのか?
読んでみて振り返ってみて下さい。
例①|家事・育児に追われる主婦 × 在宅副業
――「何もしていないわけじゃないのに、何も残らない毎日」
朝は子供の泣き声で目が覚める。
時計を見ると6時前。まだ眠い。でも起きるしかない。
30代前半、1歳の子供を育てる主婦。
待機児童で保育園には入れず、毎日が自宅と近所のスーパーの往復だ。
夫の月収は20万円を切っている。
生活はできている。でも、“余裕”という言葉とは無縁だ。
自分のために使うお金は、ほぼゼロ。
外で働きたくても、子供を預けられない。
在宅ワークを探してみたが、
「スキル必須」「月◯十万円可能」
そんな言葉を見るたび、そっと画面を閉じる。
一番つらいのは、お金の不安を口にできないこと。
夫も余裕がないのが分かっているからだ。
夜、子供が寝た後にふと思う。
「私、このままでいいのかな…」
この人に必要なのは、
人生を変える副業でも、
キラキラした成功でもない。
必要なのは、
“今日より少しだけ楽になる実感”だ。
だから合うのは、
・子供が昼寝している30分でできる
・今日は何もできなくても責められない
・月5万円でいいと本気で言ってくれる
そんな**「頑張らなくていい在宅副業」**。
不用品販売やスキマ時間せどりは、
この人にとって「収入」以上に、
“社会とつながっている感覚”を取り戻す手段になる。
例②|中年サラリーマン × 月10万円副業
――「会社を辞めたいわけじゃない。ただ、先が怖い」
40代後半。
会社員として真面目に働いてきた。
若い頃のような無茶な残業はなくなった。
その代わり、給料も伸びなくなった。
昇進の話は、もう現実的ではない。
役員は完全に“別世界”の人間だ。
住宅ローンはまだ残っている。
子供の教育費も、これからが本番。
老後資金のシミュレーションを見るたび、
胸の奥が重くなる。
妻とのお金の話は、空気が張りつめる。
喧嘩したいわけじゃない。
ただ、余裕がないだけだ。
夜中、布団の中で考える。
「このまま定年まで走り切って、大丈夫なのか?」
この人は、
会社を辞めたいわけではない。
リスクを取りたいわけでもない。
欲しいのは、
“もしもの時の保険”だ。
だから向いている副業は、
・会社規定に触れない
・派手な成功を語らない
・月10万円を現実的に積み上げる
転売せどりや実務型スキル副業は、
この人にとって
「家庭を守るための副業」になる。
月10万円は、人生を変えない。
でも、家庭の空気は変える。
例③|40代独身男性 × 独立志向
――「不満はない。でも、このまま終わる気もしない」
40代目前。独身。
仕事は安定している。
収入にも、ある程度の余裕はある。
大きな不満はない。
人間関係も、致命的な問題はない。
それなのに、
心のどこかがずっと空っぽだ。
先輩や上司を見ていると、
数年後の自分が重なって見える。
「この延長線に、ワクワクする未来はあるのか?」
独立したい気持ちはある。
でも、何をすればいいのか分からない。
この人に必要なのは、
即金性ではない。
逃げ場でもない。
必要なのは、
「自分で考え、自分で決める経験」だ。
小規模事業や情報発信は、
収入以上に
“人生の主導権を取り戻す練習”になる。
「遅くない」
「一人でもできる」
「失敗しても立て直せる」
この言葉が、
初めて本気で刺さる層だ。
例④|副業挫折経験者 × 再挑戦
――「やる気がないんじゃない。疲れただけ」
副業に興味を持った。
行動もした。
でも、結果は出なかった。
気づけば、3回以上挫折している。
YouTube、SNS、ブログ…。
情報だけは山ほど見た。
今はもう、
「何が正解か分からない」。
自信も削れた。
「やっぱり自分には向いてないのかも」
それでも、
完全には諦めきれない。
この人に必要なのは、
新しいノウハウではない。
必要なのは、
「なぜ続かなかったのか」を言語化することだ。
だから、
失敗談を隠さない発信。
過程を見せる副業。
小さな成功体験が積める設計。
再挑戦とは、
もう一度頑張ることではない。
やり方を変えることだ。
例⑤|低価格転売で疲弊している人 × 単価アップ
――「稼げているのに、なぜか楽にならない」
転売歴1〜3年。
月5〜10万円は稼げている。
でも、正直しんどい。
作業量が多すぎる。
値下げ交渉が止まらない。
客層も、どんどん荒れていく。
安く売れば売るほど、
トラブルが増える。
「このまま続けたら、嫌いになる」
この人に必要なのは、
売上アップではない。
必要なのは、
“売り方を変える勇気”だ。
・安く売らない
・価値が分かる人だけに売る
・数より質
高付加価値転売は、
収益だけでなく
メンタルも守る戦略になる。
まとめ|ペルソナとストーリー作成の重要性
ペルソナ設定とは、
マーケティングテクニックではありません。
「どんな人生の、どの瞬間に寄り添うか」を決める行為です。
誰に向けて
どんな不安に
どんな言葉をかけるのか
これが決まった時、
副業は“作業”から“仕事”に変わります。
そして、
選ばれる人になります。
長くなりましたので、続きは明日へ
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