
なぜ、年齢を重ねると「簡単なこと」ができなくなるのか
ダイエット、副業、新しい趣味、旅行。
どれも「やれば良さそう」なのに、なぜか腰が重い。
若い頃なら
「とりあえずやってみるか」
で済んでいたことが、
30代、40代になると
なぜか “やらない理由” が先に浮かぶ ようになります。
- 時間がない
- 今はタイミングじゃない
- 失敗したら無駄になる
- もう若くない
これは怠けではありません。
むしろ 経験を積んだ人ほど起きる、ごく自然な現象 です。
行動できない正体は「自分を守る反射反応」
年齢を重ねるほど、人は多くの失敗と後悔を知っています。
- 無駄な努力
- 頑張ったのに報われなかった経験
- 途中で投げ出した自己嫌悪
その記憶が、
「また同じことになるかもしれない」
とブレーキをかけてきます。
つまり——
行動できないのは、弱さではなく“防御” です。
興味があることですら、言い訳が先に出る理由
不思議なのは、
嫌なことだけでなく「興味があること」まで
同じ反応が起きる点です。
これは
結果を“想像できてしまう年齢”になった から。
- ダイエット → 思ったほど痩せないかもしれない
- 副業 → 結果が出るまで時間がかかる
- 趣味 → 続かずに終わる可能性
- 旅行 → 疲れるかもしれない
結果を予測できる分、
脳は「やらない方が安全」と判断します。
気づいたら1か月、半年、1年が過ぎている
多くの人がこう言います。
「やろうとは思ってたんですよ」
でも現実は、
昨年の今頃に思いついたことの多くを
実行していない ことに後から気づく。
ここで一番キツいのは、
失敗ではなく “何も起きなかった時間” です。
行動できない原因は「結果へのこだわり」
行動に移せない最大の理由は
最初から結果を求めすぎていること。
- 成功しなければ意味がない
- 変われなければ無駄
- 中途半端は恥ずかしい
ですが現実はこうです。
すべてが良い結果になる人はいません。
「10個やって、5個うまくいけば十分」という考え方
例えば——
- 10個始めて
- 5個が続いて
- 3個が成果につながり
- 1つが人生を変える
これで 十分すぎる成功 です。
にもかかわらず、
多くの人は 最初から“1つ目”で成功しようとする。
これが動けなくなる最大の罠です。
年齢と体力は、確実に落ちる(これは事実)
ここは綺麗事を言いません。
- 体力は落ちる
- 回復力も落ちる
- 無理は効かなくなる
だからこそ重要なのは
「できなくなる前に、できる範囲で動く」 こと。
行動しないまま年齢を重ねると、
「やりたくてもできない」状態が本当に来ます。
行動した場合のメリット・デメリット
【メリット】
- 結果が出なくても「経験」が残る
- 自分への信頼が少しずつ戻る
- 時間を“消費”ではなく“投資”にできる
- 後悔が減る
【デメリット】
- 失敗する可能性
- 思ったより成果が出ない
- 多少の疲労
👉 ただし、全部一時的 です。
行動しなかった場合のメリット・デメリット
【メリット】
- 今は楽
- 失敗しない
- 傷つかない
【デメリット】
- 何も変わらない
- 自分への評価が下がる
- 後悔だけが積み上がる
- 時間だけが確実に過ぎる
👉 こちらは 長期的に効いてくる のが厄介です。
後悔の正体は「結果」ではなく「未着手」
多くの人が後悔するのは、
失敗したことではありません。
「あの時、やっておけばよかった」
この言葉が一番重い。
成功していなくても、
挑戦していれば納得できることがほとんどです。
行動は「低すぎる目標」でいい
- ダイエット → 体重を測るだけ
- 副業 → 調べるだけ
- 趣味 → 1回触るだけ
- 旅行 → 行き先を見るだけ
これで十分です。
行動=完了ではありません。
行動=着手です。
最後に|「思いついたら即行動」は才能ではない
若い人が動けるのは
行動力があるからではなく、
失うものが少ないだけ。
中年には中年の戦い方があります。
- 小さく
- 低く
- 失敗前提で
それでも動いた人だけが、
数年後にこう言えます。
「あの時、やっておいて良かった」
この一言を言えるかどうかで、
未来の満足度は大きく変わります。
思いついた“今”が、
一番若い瞬間です。
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