
メルカリ・ヤフオクで利益が出ない?
「物価上昇」「アルゴリズム変更」「購入者と出品者の考え方の溝」等々の課題が転売せどりを行っている「今」起きてます。
「以前より売れない」「転売せどりは簡単にできると聞いていたのに・・・」なんて声が上がってます。
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ハワイに旅行へ行ったら
「ペットボトル1本1,200円」
「BBQを家族4人でやろうと買い出しに行ったら5万円」
「お寿司を食べに行ったら外人が握る店で20万円以上」
なんて恐ろしい話を聞きました。
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日本はそこまで酷くないですが、「値上げ」「物価高騰」なんて話は日々聞かれます。
これによりリユース商品への注目が一層上がると期待できます。
ですが、その一方「中古品だから安価で当然」と言った考えを持たれます。
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気持ちはわかりますが、物価が高騰している中で「中古品」も同様に上がっています。
仕入単価が明らかに変わっていると感じている出品者は少なくないでしょう。
この状況下でどのように販売していくか?試行錯誤を繰り返すしかありません。
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目次
🔹購入者側の視点
- 「中古は安くて当然」という心理
- 物価が上がっても「新品より中古は安い」という思考が強い。
- 特にフリマユーザーは“掘り出し物探し”の感覚が強く、実際の市場価格を把握していない層も多い。
- 値引き要求のエスカレート
- 「以前はもっと安く買えた」という過去基準で交渉する購入者がいる。
- 物価上昇や仕入れ単価上昇を理解していないため、出品者側のコスト事情とは乖離している。
- 比較行動の加速
- 複数出品者がいる場合、単純に「最安値」を選ぶ傾向が強まる。
- 特に素人出品者が相場を無視して値下げすると、それが基準にされてしまう。
🔹出品者側の視点
- 仕入れ価格の上昇による利益圧迫
- 物価高騰で仕入れ単価が上がる一方、販売価格に転嫁しづらい。
- 利益率が低下し、無理に合わせると赤字化のリスク。
- アルゴリズム変更の影響
- 値下げをしても従来のように上位表示されにくい。
- 価格だけで勝負すると消耗戦に陥る。
- 素人出品者の存在
- 「売れればいい」という考えで無計画に値下げ。
- 相場を壊し、購入者へ間違った相場観を与えてしまう。
🔹双方の認識の溝
- 出品者 → 「仕入れが高いからこれ以上安くできない」
- 購入者 → 「中古なのに高い。もっと安く買えるはず」
この溝が広がることで、交渉や値下げ要求が増え、ストレスフルな取引環境になっているのが現状です。
🔹出品者が取るべき戦略例
- 価格以外で差別化する
- 写真の質、説明文の丁寧さ、発送の速さ、評価の高さで「安心料」を上乗せ。
- 「多少高くても安心して買える」ポジションを取る。
- 無理な値下げ交渉には応じないルール化
- 交渉には一律で「○%まで対応」などルールを設定。
- 相手に流されず、利益率を守ることを優先。
- アルゴリズムに合わせた露出戦略
- 値下げ以外のアクション(再出品・キーワード最適化・カテゴリ選定)で上位表示を狙う。
- 「価格改定」よりも「出品の鮮度」を保つ。
- リピーター・固定客を作る
- プロフィールや同梱割引で「またこの人から買いたい」を狙う。
- 最安値競争を避け、ファン客を獲得する。
- 仕入れ先の多角化と原価圧縮
- 国内のみに依存せず、海外仕入れ・まとめ買い・業者仕入れも検討。
- 利益率を守るためには「売価」よりも「仕入れコスト」を工夫するのが本筋。
🔹結論
- 物価上昇やアルゴリズム変更は出品者にとって逆風ですが、価格競争に巻き込まれるのは最も危険です。
- 「価格以外の価値」をどう示すかが鍵になります。
- 写真・説明・発送・評価の積み重ねで「信頼料」を上乗せできる出品者だけが、安売りに巻き込まれずに残っていきます。
ここ数年で「安く買ってきて出品すれば売れた」時代から変化していると言えます。
本来シンプルなビジネスモデルですので、複雑に考える事はありませんが、販売数を上げていくには工夫をして差別化していく必要があります。
真似するだけで圧倒的に売上が上がる、その方法とは?
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