
立場が変れば、考え方や言い分は変わるものです。
メルカリにおいても出品者側と購入者側では違います。
「何でわかってくれないだぁ~」と感情的になっても仕方ありません。
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出品者は、自分が置かれている状況を加味しながら購入者の心理や考え方を理解して戦略を練っていく事が賢明です。
出品者 vs 購入者の心理・言い分 比較
🔍 先ずはメルカリにおいて出品者 vs 購入者の心理・言い分 を比較してみました。
① 値下げ交渉のスタンス
- 出品者側
「利益が薄いのに、さらに下げられると赤字になる…」
「常識外れな値引きはやめてほしい」
→ 出品者は送料・手数料・仕入れを考えて価格を設定している。 - 購入者側
「メルカリは値下げ交渉が前提」
「少しでも安く買えるならやるのが当たり前」
→ 値下げしてくれる出品者を探すのも“メルカリの楽しみ”だと思っている。
💬 感想コメント
「500円の品に“300円でどうですか?”って言われたときは正直ガッカリしました…」
「交渉して100円でも安くなると“得した!”って思っちゃうんですよね」
② コメントのやり取り
- 出品者側
「丁寧に対応しても“検討します”で終わる人が多い」
「買う気のないコメントは時間の無駄」 - 購入者側
「他出品者との比較のために聞くだけのこともある」
「返事がそっけないと買う気がなくなる」
💬 感想コメント
「『値下げ可能ですか?』に“できます”と答えたら無言スルー…正直イラッとします」
「出品者さんが冷たいと“この人からは買いたくないな”って思います」
③ 値引き後の即購入について
- 出品者側
「値下げしたのに結局買わない人が多い」
「値下げ=即購入の約束だと思っている」 - 購入者側
「値下げしてもらっても他の商品と比べたい」
「値下げ=まだ検討中の段階という意識」
💬 感想コメント
「1000円値下げしたら“やっぱり買いません”って…心折れます」
「交渉のやりとりも“市場調査”みたいな感覚でやってるんです」
④ 価格設定への認識
- 出品者側
「市場相場を調べて適正価格で出している」
「相場無視で“半額希望”とか来ると困惑する」 - 購入者側
「フリマアプリなんだから“言ったもん勝ち”」
「ダメ元でもお願いしてみるのが普通」
💬 感想コメント
「相場を調べた上での値段なのに“高い”って言われるのは不本意」
「断られるのはわかってても“ワンチャン”あるかもと思って値下げ交渉します」
⑤ トラブル時の考え方
- 出品者側
「購入者有利なルールだから泣き寝入りするしかない」
「理不尽なクレームでも返品を受けざるを得ない」 - 購入者側
「届いた商品が思っていたのと違うと不安」
「運営は守ってくれるから安心して交渉できる」
💬 感想コメント
「事務局は常に購入者寄り…出品者の意見ももっと聞いてほしい」
「買う側からすると“守られてる”って安心感がある」
2025年の今、メルカリのアルゴリズム変化で100円値下げは無意味?メルカリ出品者の生き残り戦略
📝 まとめ
- 出品者は商売として考えるので利益を追求する。
- 購入者は「少しでもお得に買いたい」「安心感が欲しい」と思っている。
- 両者のズレは “値下げ交渉の前提” で既に発生しており、早々に埋まるものではない。
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昨年でのアルゴリズム変更は出品者にとって大きな難題です。
以前のような大幅な値引きは厳しいと感じていても購入者は「そんなの関係ねぇ~」となるでしょう。
ではそこで同対策をねるか?
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メルカリ出品者向け購入者心理を踏まえた5つの戦略
メルカリ出品者向け購入者心理を踏まえた5つの戦略を考えてみました。
参考にしてみて下さい。
① 値下げ交渉への対策
✅ 戦略
- 価格に余白を持たせる
→ 最低ラインを下回らないように、以前ように大幅にできなくても想定よりプラスで出品。 - プロフィールや説明文に一文加える
→ 例:「大幅な値下げはできませんが、常識の範囲であれば検討します」 - 即決条件を提示
→ 「○円までなら即購入OKです」と明記すれば、交渉後のドタキャン防止に。
💡 ポイント
購入者は「言ってみるだけ」が多い。
→ ルールを出品者側で先に提示する事で、無駄なやりとりを減らせる。このような事を嫌う購入者は連絡を止めるでしょう。
② コメント対応の工夫
✅ 戦略
- 丁寧+短文で即レス
→ 「お問い合わせありがとうございます。値下げは○円まで可能です。」 - 「検討します」対策
→ 「検討される間に他の方が購入される可能性がありますのでご了承ください」と一言。 - 即決希望の強調
→ コメントの最後に「即購入の方を優先します」と明記。
💡 ポイント
出品者が“誠実+合理的”な対応をすれば、購入率は上がりやすい。商品購入はあくまでも公平です。それはメルカリ規約に基づくものです。
購入希望者に心理的に「あなた以外にも欲しい人がいる」「早い者順」などとプレッシャー掛ける事で出品者と購入者の立ち位置が公平である事をアピールできます。
「買ってやるんだから・・・」と傲慢な購入者を避けられます。
③ 値下げ後の購入キャンセル防止
✅ 戦略
- 値下げ前に確認する
→ 「値下げ後は即購入いただけますか?」と念押し。 - 専用出品は慎重に
→ 「専用対応はトラブル防止のため行っていません」と明記してもOK。
💡 ポイント
購入者は「値下げ後に考える」感覚。出品者は「値下げ=即決」と思っている。
→ このズレを事前確認で埋めることが大事。
認識のズレを解消するのは難しいものです。購入者に理解を求めて「でも」「だって」と言い返す人は必ずいるものです。
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購入者全てに気に入られ買てもらいたいとの考えは捨てましょう!
出品者は選ばれます。
同じように購入者を選びましょう。
「偉そうに」とか、「傲慢だよ」と言われるかもしれませんが、明確な筋の通った対応をすることで面倒なトラブルを起こすことが軽減されます。それが双方にとって良い状況と言えます。
④ 価格設定と相場の見せ方
✅ 戦略
- 相場感を説明文に加える
→ 「同商品は○○円前後で取引されています。状態良好につき○○円で出品」 - まとめ買い割引を提示
→ 「2点以上で○%OFF」と記載し、値下げ交渉を“まとめ売り”に誘導。
💡 ポイント
「高い」と感じさせないためには“理由づけ”が効果的。
⑤ トラブル回避と信頼感UP
✅ 戦略
- 商品説明を徹底的に
→ 傷・使用感は必ず明記し、写真で補足。 - プロフィールで安心感を与える
→ 「迅速発送・丁寧梱包・誠実対応」を一文でアピール。 - 返品対応ルールを明記
→ 「すり替え防止のため返品はご遠慮ください」と書く人も多い。
💡 ポイント
購入者は「守られている安心感」を求める。
→ 出品者は「誠実に見える情報発信」で信頼を勝ち取る。
🎯 出品者が取るべき最適戦略
- 値下げ交渉はルールを先に提示(余白+即決条件)
- コメントは短文・誠実・即レス
- 値下げ前に“即購入OKか”を確認
- 価格は相場+理由づけで納得感を演出
- 信頼を生むプロフィール&説明文
👉 「購入者心理=得したい&安心したい」
👉 「出品者心理=効率よく&損したくない」
トラブルが大きな障害になります。
精神的に疲弊しますし、時間も無駄にします。
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